新橋・かじや橋(三木てくてくマップ)

9月後半のさるとるの三木てくてくマップ(エフエムみっきぃ/毎週火・金AM10:00~10:15)は、美嚢川を渡す新橋・かじや橋です。橋により高木と末広が繋がります。
今回、インタビューに応じていただいたのは、橋の工事を担当された加東土木事務所の大濱さんです。
名称の由来から、苦労されたこと、工法、この橋の意義などを教えていただきました。

「かじや橋」の名称は、平成19年(2007年)兵庫県と三木市により公募され、その年の8月に決定しました。
「かじや橋」には、金物のまち・三木の意味が込められています。
三木市の道路は、中心市街地を中心に放射状に延びており、それがために、中心市街地では渋滞を招くことになっています。
その渋滞を回避するために、中心地を回避する環状道路を整備しており、この橋はその環状道路の位置づけの一部ということになります。

南は(県)加古川三田線、また、福井ランプをのぼると175号線、北は、(県)三木宍粟線、また、交差点直進すると平田区画整理を抜け、現在整備中の別所岩宮線に繋がる予定の中にこのかじや橋があります。

近くに住んでいるもんですから、橋の建設風景を興味を持ってみていました。が、途中で工事がストップするというようなことがありました。なぜ?なぜ?と思っていたので、そのあたりお聞きすると、橋は川に掛かるものであるため、増水期の工事はストップしなければならなかったんだそうです。
実際には、6月から10月がストップとなり、それも考えての工程管理は大変だったそうです。

橋建設は、「送り出し工法」が採用されました。なるほど、だから、桁が高木の方から末広に向けて少しずつ延伸していったんやな~ということがわかりました。

「かじや橋」という名前から、橋の欄干には、三木の金物であったり鍛冶職人が鍛造している様子であったりといったレリーフを見ることができます。

橋を歩いて渡りながら上流側に目をやると、ちょうど川の延長上に三木市役所があり、市役所って改めてランドマーク的役割を担ってるな~って思いました。
取材日は雨もあがり、晴れ間も臨めたことから、水面がキラキラに輝いていて、なかなかの絶景でした。

ここでは書ききれてないこともありますので、是非、音声の方もお楽しみください。

【さるとるの三木てくてくマップ(9/15放送)】

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