接触確認アプリCOCOAで個人情報を入力することはありません!
新型コロナウイルス感染症の対策の一環として、厚生労働省から接触確認アプリ「COCOA」の配信が開始されました。
このアプリは、お互いに分からないようプライバシーを確保して、新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した可能性について、通知が受けれます。
詳しくは、厚生労働省のこちらのQ&Aページをご覧ください。
端的にまとまっていて、概略をつかむことができます。
氏名・電話番号・メールアドレスなどの個人の特定につながる情報を入力することはなく、行政機関や第三者が接触の記録や個人の情報を利用し、収集することもないということです。
あえて太字にしたのは、想定される詐欺との兼ね合いです。
東洋経済オンラインで、『海外で出回る「コロナ接触偽アプリ」の悪質手口』というタイトルで、海外での詐欺の手口が掲載されています。
「接触歴のある方に陽性との検査結果が出たか、新型コロナウイルスの症状が出ているため、自主隔離のうえ、検査を受けられるようお勧めします」という、なりすましメールに、メッセージに付いているリンクを思わずクリックしてしまうと、偽のウェブサイトに誘導され、個人情報の入力が求められるというもの。
「COCOA」は、スマートフォンのブルートゥースを利用して、ほかのスマートフォンとの近接した状態(概ね1メートル以内で15分以上)を接触として検知する。近接した状態の情報は、本人のスマートフォンの中にのみ暗号化して記録され、14日が経過した後に自動的に無効となる。
この記録は、端末から外部に出ることはなく、利用者はアプリを削除することで、いつでも任意に記録を削除できるとのこと。
COCOAをダウンロードしたからといって、個人情報の入力が求められることはないということを再確認しときましょーね。