This is WALL !! 招福団扇鱗金魚(しょうふくだんせんうろこきんぎょ)
団扇で祓い、金魚で招福。
名付けて、『招福団扇鱗金魚(しょうふくだんせんうろこきんぎょ)』です。
神戸新聞朝刊(三木北播版)に掲載いただきました!
これにてThis is WALLスタートです。
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大体なんで、団扇(うちわ)に金魚やねんと思われるかもしれませんね。
まず、高橋富子さんが「ふたたびの花」を飾った団扇を製作されたのが始まりでした。
これを、コロナで身も心も疲弊されている病院や介護施設に送りたい。少しでも癒しになればという思いを込めて作られたものでした。
団扇について調べてみると、災厄を祓うという意味がありました。
これです↓
奈良時代に中国から伝来したうちわには、あおいで風をおこし、神の気配を強めるという働きがあるそうです。
今でも神輿担ぎや盆踊りの際などに、うちわはつきものですが、これも神の力を奮い立たせ災厄を祓う意味合いがあります。
このくだりを上乗せして、募集のお手伝いもさせていただきましたが、病院や介護施設に送る以外にもなにかできないだろうかと思っておりました。
漠然と、イオン三木店で飾らしてもらおうと思ってて・・・
と、急に、その団扇がうろこに見えたんです。
うろこといえば、魚か龍か。魚は金魚やな。
金魚については、こんな意味が。
「金余(お金が余る)」「金如(お金が意のままに)」と同じように発音されるため縁起が良いと言われています。
その輝く姿も相まって、古来から「富と幸福を招く魚」として大切にされてきました。
スタッフの中田あつ子さんにラインしたところ、「あまびえ」は?という案も浮上。
ただ、子ども達が「あまびえ」がわかるかなというのと、何かと「金」が大好きな僕ですし、This is MIKIカラーも「ゴールド」なので、金魚にしました。
昇り龍も良かったんですけどね。
僕の中では、イオン三木店で行うなら、子どもたちの参加が必須だったので、やっぱり金魚やなーと金魚にしました。
はじめ、何かと上を向いてほしいという願いから、上昇している金魚も描いてもらったんですが、そうすると、うろこが、下を向いてしまうんですね。
絵やメッセージは、団扇を上に向けてかくのがスタンダードだと思うので、その下絵よかったんですが、もうひとつ描いてもらったのが上です。
あとは時期。
収束なんて読めやしない4月半ばのはなし。
どうなるかはわからんけど、夏ならどうだろうと、新型コロナウイルスにより延期となった東京オリンピックの開幕日であった7/24としました。
五輪なので、金魚も5匹です。
一発で終わるイベントではないなと思ったのと、自分たちの思いをどうやったら伝えることができるだろうかと、まずやってみることに。
で、1匹目は、高橋富子さん制作のプリザーブドフラワーを模様に使った団扇で作らせてもらったというわけです。
後の4匹は、一般募集により絵やメッセージなどそれぞれの思いをかいた団扇を飾り付け、完成を目指したいと考えています!!
今後の予定として、今週末をめどに、中古の団扇(うちわ)の回収ボックスPart1を会場に置きますので、ご家庭で眠っている団扇がありましたら、ご提供ください。
集まった団扇の紙を張り替えます。
新型コロナウイルスの収束状況により、ご協力募集をさせていただきます。その際は、是非ともよろしくお願いいたします。
張り替えた団扇を会場に置く、もしくは、希望団体に配布しますので、自由にかいていただき、再び、会場の回収ボックスPart2に入れてください。
もちろん、ご自分で張り替えて絵やメッセージをかいてもらってお持ちいただいても構いません。
回収は中古の団扇、作品の団扇ともに6/1から行います。
なお、次の金魚の絵の出来上がりは6月半ばを予定しています。
金魚の絵を担当する中田あつ子さんは、1匹だけやと思っとったそうですが、頑張ってもらいます。
みんなでコロナ退散と招福を願った金魚の制作協力をよろしくお願いいたします!!