バッタくんのおくりもの オンラインで届けたかった理由
創作絵本「バッタくんのおくりもの」、1日1枚原画をお届けし始めて今日で15日となりました。
今日のシーンは、音楽会を楽しみにしていたイネコちゃんのために、バッタくんたちが、演奏をはじめるシーンです。
この絵本はムジカドルチェ10周年を記念して2017年に有志応援団により制作したものです。このシーンにムジカドルチェの活動精神を込めたといっても過言ではありません。
ムジカドルチェの活動精神とは、「音楽を聴きに外に出ることが出来ない方のもとにこそ音楽を届ける」というものです。
今回、「バッタくんのおくりもの」をオンラインで届けたいと思うに至ったのは、新型コロナウイルスがなければ、学校・園にお届けできた「絵本と音楽のコンサート」を思ってのことです。
新型コロナウイルスにより大小イベントが中止となりはじめた頃。緊急事態宣言発令よりずっと前の話になりますが、This is MIKIの主催イベントも軒並み、大事をとって、予定を中止させていただいたり、オファーをいただいたのにお断りをさせていただいたりしました。
以前にも一度行かせていただいたこともあるところで、そのときの様子を思い出すと、子どもたちの落胆ぶりが目に浮かぶようで悔しかった。
それから、休校措置に、緊急事態宣言が出され、入学式も延期され、休校はまた延長。
外出自粛を余儀なくされているなか、せめて、この絵本だけでもお届けできればと思ってYouTube化も図りました。
バッタくんコンサートは、演者もともに楽しみます。
オンラインでは、子ども達と一緒に楽しむことは出来ないかもしれないけれど、思いは、いつも一緒にいます。
新型コロナウイルス終息後は、皆さんのもとに行って絵本と音楽のコンサートを届けるから、待っててね♪