東日本大震災から9年
平成23年3月11日午後2時46分ごろ、東北沖でマグニチュード9.0の巨大地震が発生し、東北や関東の沿岸に高さ10メートルを超える津波が押し寄せました。
9年前のこの日、「山田錦まつり」の担当だった僕は、翌日に迫った「山田錦まつり」の設営準備を行っていました。
そのときは、正直、ラジオから流れてくる情報にはピンと来ませんでしたが、家に帰って、津波被害の様子をテレビで見たとき、絶句しました。
メディアでは、津波被害の様子がどんどんと流れ、日本全体が悲しみに沈んでいました。そんな中、翌日、「山田錦まつり」は開催されました。
こんな状況の中でイベントを開催するなんて・・・色々な声がありました。
が、義援金を募る復興支援チャリティイベントとして「山田錦まつり」を開催したのです。
以来、「山田錦まつり」のポスターを見ると思い出します。
僕的に三木で震災復興を考えるシンボルイベントという位置づけとしてとらえてきた「山田錦まつり」。
今年は、新型コロナウイルスにより開催中止となりました。
あの震災の最中、色々な声を聴きながらも自分たちの思いをもって開催した「山田錦まつり」がないのは、本当に悔しい限りです。
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今も福島県の住民を中心に4万8000人近くが避難生活を余儀なくされています。
今年の3月11日午後2:46は、さるとる情報局を収録するために訪れたエフエムみっきぃにて黙祷を捧げました。心からの早期復興を願っています。