冬真っ盛りなのに、立春って??
朝から、目から鱗(うろこ)でした。
四季それぞれのスタートの日は、四季(春夏秋冬)それぞれの前に「立」と書いた「立春」「立夏」「立秋」「立冬」です。
で、この「立春」「立夏」「立秋」「立冬」はどうやって決まってるのかということなんですが、日本の色々なものが中国から入ってきて定着しているとおり、「二十四節季」が元になっている「四季」もご多分に漏れず。
さて、「四季」ですが、「夏至」と「冬至」をそれぞれの季節の中心点として決まったそうです。
「夏至」は昼の時間が最も長く、6月22日頃、「冬至」は逆に昼の時間が最も短い日で、12月22日頃です。
これを季節の中心点として、4つの季節に分割すると、立春は2月4日(頃)になるということです。
今日は「立春」。
春のはじまりの日。
タイトルのとおり「冬真っ盛りなのに、なぜ、立春??」って思った方は僕だけではないと思いますが、元々、中国から入ってきた暦であるということもあって、季節のずれもありますし、「夏至」「冬至」を基本に決めているということですから、気温を元にした季節感とずれが生じるのもうなずけますね。
昨日は、節分でしたが、そもそも「節分」とは、季節の分かれ目ということで四季のある日本では、年に4回ありましたが、春は、ほかの季節とは違い、立春は現代でいう元日、節分は大晦日に当たるため、季節だけではなく、年も改まるとのこと。
このため2月の節分は年越しの行事として、特に大々的な行事となり、「節分」といえば春の「節分」となったようです。
写真は、昨日の恵方巻きをかぶる様子です。
節分に恵方巻きを食べる理由は、昨日の記事をご参考ください。