【さるとるの三木てくてくマップ】世界ギネスに登録されているEディフェンス
2月前半にお届けしましたのは、Eディフェンスでした。
1995年1月17日、阪神淡路大震災では、建物や橋、道路など多くの構造物が倒壊しました。
それまで、構造物が倒壊するなど考えられないことでした。
2005年、これを契機に、構造物の破壊過程を調べるために、阪神淡路大震災で地震被害の少なかった三木市にEディフェンスが建設され、数々の各種実験が行われています。
実験は、構造物などを300㎡(20m×15m)の振動台に載せて行われます。
この振動台は、縦横上下(3次元)に振動させて地震を再現します。
そして載せることができる構造物は、なんと1200トンまで可能なのだそうです。そして、この振動台は、国内のどの振動実験施設に比べても大きく、ギネス世界記録に登録されているのです。
Eディフェンスは聞いたことがあるし、振動実験は、テレビでもニュースなどで取り上げられているけれど、どんなところかご存じないという方が大勢おられるかもしれません。
実は、物凄く開かれていて、事前申し込みはもちろん必要ですが、見学もできるのです。
こんなすごい施設が三木にあるということを少しでも多くの方々に知ってもらえればというのが今回のてくてくの目的でもあります。
是非、聴いてみてください。
取材に行った日は、雪がまだ残る寒い日でした。