【さるとるの三木てくてくマップ】旧小河家別邸
3月に入りました。
毎週火曜日、金曜日朝の10時からエフエムみっきぃでお届けしております「さるとるの三木てくてくマップ」、まーちゃんと一緒に三木市のいいとこを訪問し現地リポートをお届けするという番組です。
3月前半は「旧小河家別邸」。ご案内をいただいたのは、「旧小河家別邸の保存と活用をする会」会長小河壮太さんです。
旧小河家別邸は、国登録有形文化財で、造り酒屋で財を成し、初代郡会議員、三木町長などを歴任、また、三木銀行の設立に貢献するなど、三木の政財界で活躍された小河秀太郎の別荘です。
明治末期に造営された住宅で、2,204.95㎡の広大な敷地には、建物と庭がうまく調和し、いずれも高い評価を得ています。
昭和4年には、朝香宮鳩彦王(あさかのみややすひこおう)の宿泊所となり、上段の間や貴人用浴室、便所などの改築も行われたということです。
「離れ」と聞いて規模感がイメージできなかったんですが、見させてもらってビックリ!
大きいな~と思いました。
☆
たとえば、個人の別荘ときくと、ひと夏を過ごすおうちのようなイメージを描くと思うのですが、「別邸」というように「邸宅」です。とにかく大きいです。
当時の上流社会の暮らしぶりを垣間見ることができるそんな場所だと思っていただけたらと思います。
そんな大邸宅の管理が行き届いていることに驚かされますが、これは、ボランティアさんによるものだそうです。
こちらでは、今、七段飾りのお雛様が飾られています。これも、ボランティアさんの寄贈によるものなんですが、日本家屋にお雛様は、本当によく似合います。
お雛様を見がてら立ち寄っていただければと思います。
開館日 木曜~日曜
開館時間 10時~4時
駐車場 近隣に10台(大宮八幡宮第一鳥居くぐって直ぐ右手)