東吉川小学校130年の歴史に幕
今年の3月をもって、小学校では東吉川小学校が、中学校では星陽中学校が閉校となります。
3/9、みきらぢサンナナ〔ありがとうスペシャル〕では、2校の閉校に花を添えようと、子どもたちや出席者から〔ありがとう〕をお預かりして、お届けすることとしています。
昨日は、東吉川小学校で閉校式が行われました。
合わせて、130周年記念事業として、タイムカプセルも掘り出されました。
このタイムカプセルは、平成4年の100周年記念事業で当時東吉川小学校に通っていた1年生~6年生が、将来の自分に宛てた手紙や作文を埋めたもので、30年後に開けることを約束していました。
当時の全校生徒の数は231名。
この日、集まったのは約50名。
何を入れたのか覚えているという方がいる一方で、全く覚えてないという方もおられましたが、皆さん、一様に楽しみにしている様子でした。
当時3年生だったという大垣さんは、30年間ずっとこの日が来るのを楽しみにしていたということで心を踊らせている様子でした。
カプセルを開けたあと、再度、大垣さんにたずねると、「ほんとにこれ私が書いたの?」という将来の夢が出てきたとのことでした。
将来の夢として「小学校の先生」と書かれた女性は、現在、小学校の先生になっていました。
作文の他に縦長の半紙に「希望の光」と書いた習字もありました。その右肩には金賞を示す金色の紙が貼られていました。
中には、開封後、怖くて見れないと、その場では見れず、家に帰ってから見るという方もおられました。
当時の様子をたずねたところ、みんな仲良くて楽しかった。閉校は残念だけど、時代なのかなと惜しんでいました。
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閉校式は、体育館で行われ、各学年の発表があり、10歳になる4年生は、これまでの10年の成長を振り返り、吉川小学校でも頑張ると決意、6年生は、25歳で同窓会を開いているという設定で東吉川小学校が東リゾートとして生まれ変わったと昔を思い出しているものの、全て今の子どもたちの「夢」を演じている内容だったという発表など、どの学年も吉川愛に満ち満ちた内容の発表でした。
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閉校式終了後、東吉川小学校出身の上北夏味さんがリーダーを務めるアカペラグループ宝船によるアカペラコンサートが、無観客で行われました。
その間、子どもたちや保護者、来賓の方々は教室でリモートによるライブを楽しみました。
最後の曲は東吉川小学校の校歌をアカペラで披露しました。
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閉校式の最後の締めは、みんな校庭に出て、バルーンリリースを行い、西山農閉校式式典実行委員長の呼びかけに、みんな校舎に向かって〔東吉川小学校ありがとう〕と唱和して終えました。