前衛書をインスピレーション 池田安澄展
【緊急事態宣言(予定)に伴う会期の短縮について】
当初27日までとされていた【前衛書池田安澄展ー気流ー】は緊急事態宣言発令(予定)に伴い、24日(土)までとなりました。
本日が最終日ですので、ご予定されている方々は、どうぞ、お繰り合わせいただき、本日、ご鑑賞ください。
2021年4月24日
現在、三木山森林公園・森の風美術館にて前衛書家・池田安澄(本名清子)先生の個展が開催中です。
今日は、その池田先生にスタジオにお越しいただき、かんさんと一緒に前衛書のことや開催中の個展のことについておうかがいしました。
池田先生、お忙しい中、お越しをいただきお話をお聞かせいただきありがとうございました!
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この日、お話をうかがうにあたり、17日、かみさんと個展にうかがいました。
いきなりこの写真。
書の個展というイメージから、「え?!こんなことしていいの?!」という一枚かもしれませんね。
先生にお話をおうかがいしながら、(他のお客様との応対もありましたので、べったりというわけではありませんでしたが)時間にすると1時間近く見せていただきました。
「『前衛書』とは一体??」という方が大勢だと思います。
僕もその一人で、「前衛書」について根ほり葉ほりおたずねしました。
この写真はお話を踏まえた上での一枚でもあります。
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前衛書は、文字をくずしたものが多いため、くずして魅せるというようなものでアート作品の一種のような感じに思うわれる方が多いと思いますが、今回の作品の主役は無数の線で表されていることからしても、必ずしも、文字を崩したものというものではありません。
色々が解説がありますが、僕的に理解したのは、
『インスピレーションの表現』
だと思いました。
その時どきにインスピレーションしたものを墨により表現した作品だととらえたとき、急に先生の脳内に興味を持ちました。
文字も崩した文字を書くというのではなく、インスピレーションの結果、その文字が崩れたのだと理解しました。
てことで、上の写真は、「気」という文字をみての僕の逆インスピレーションを表現した写真というわけです。
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こんな風に思いながら、先生の作品を見せていただいた結果、時間を忘れて、楽しませていただいたというわけです。
とはいえ、先生には、お忙しいなか、おつきあいをいただきありがとうございました。
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それぞれの作品も撮らせていただきましたが、是非、個展に行かれて感じ取ってください。
会期 4月16日(金)~27日(火)24日(土) ※21日(水)休館日
時間 10:00~17:00 ※最終日は16:00まで
会場 森の風美術館(兵庫県立三木山森林公園)
〔三木市福井三木山2465-1 ℡:0794-83-6100〕