ゲノム編集「トマト」?
NHK NEWS WEB(12/11/19:45)からなんですが、
”遺伝子を自在に操作できる「ゲノム編集」の技術を使って開発された、血圧を下げるとされる成分を多く含むトマトについて、厚生労働省の専門家会議は11日、国内初の「ゲノム編集食品」として販売の届け出を認め、今後、ゲノム編集食品の流通が始まる見通しとなりました。”
とのことです。
ゲノム編集??
よくわからないのでググってみました。
色々と出てくるんですが、専門的で僕にとってはギリシア語。
この表現が一番イメージしやすいかなと思ったのが、名城大学の「What’sゲノム編集?」。
ゲノム編集とは、多数の遺伝子の中から、狙ったものだけを正確に操作する技術のこと。
ゲノム編集技術により、遺伝子を効率よく改編できるということです。
このことを頭に置いて記事を読むとなるほどなるほどとようやく理解できました。
で、このトマトは、ゲノム編集の技術を使って遺伝子を操作し、血圧を下げるとされる「GABA」と呼ばれるアミノ酸を多く含むようにしたトマトだそうです。
ゲノム編集食品第1号ということなんですが、食品の販売に当たって注意することがあって、別の生き物の遺伝子など本来その作物が持たない外来の遺伝子を入れた遺伝子組み換え食品を販売するには、国の「食品安全委員会」による安全性審査が義務づけられているそうで、ゲノム編集食品については厚生労働省の専門家会議が安全性審査の必要がないと判断すれば、国に届け出を行ったうえで販売できる制度が去年から運用されていて、この制度が適用される初めてのケースになるということです。
トマトは、筑波大初の新興企業・サナテックシード(東京)などが開発しました。
ゲノム編集技術で特定の遺伝子を壊して、血圧を下げる効果のある成分GABA(ギャバ)の蓄積量を、元になるトマトの約5倍に増やしたということです。(12日読売新聞朝刊)
今後、消費者の反応を調べるため、オンラインで協力者を募って、来年5~6月に苗を無償で配布するとのこと。
限られた農家には来年中の種の販売開始も計画しているとか。
血圧を気にしているかみ(神)さんのために、このトマト作りしてみようかと思ってます。
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今日の天気予報は、tenki.jpによると晴。
最高気温12度、最低気温5度となっています。
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