線状降水帯
この度、熊本県を中心に記録的な大雨をもたらしたのは、積乱雲が帯状に固まる「線状降水帯」が原因とのことです。
「線状降水帯」は積乱雲が次々と増殖して帯状に連なる現象。通常1時間で衰弱する積乱雲が連続発生し、集積することで局地的な豪雨となる。幅20~50キロ、長さ50~200キロにわたり梅雨期の九州で発生しやすい。(西日本新聞2020.7.5)
地球温暖化による海水温の上昇や大気中に含まれる水蒸気量の増加によって近年は発生しやすくなっているとのことで、2017年の九州豪雨をはじめ、15年の関東・東北豪雨、12年の九州北部豪雨を引き起こし、これまでも、甚大な被害をもたらしています。
未然の防止策としては、雨雲の動きがチェックが有効とのこと。
帯状に連なってきたなと思ったら、「線状降水帯かも?」と思って警戒を!とのことです。