新型コロナウイルス、パンデミックといえるとWHO
朝起きるなり、飛び込んできたニュースのタイトルにびっくりしました。
WHO=世界保健機関のテドロス事務局長が、新型コロナウイルスについて、「パンデミック」といえると述べ、世界的な大流行になっているとの認識を示し、各国に対して対策の強化を訴えました。
パンデミック
NHK NEWS WEBによると、パンデミックは感染症の世界的な大流行を指すことばで、WHOでは2009年に当時の新型インフルエンザについてパンデミックの状態になったことを宣言して、各国に対して対策などを呼びかけました。
今回の新型コロナウイルスを含むコロナウイルスについてはパンデミックを宣言する手続きは定められておらず、過去にWHOがパンデミックと表現したことはありませんでした。
テドロス事務局長は「こうしたことがWHOによるウイルスの脅威に対する評価を変えるものではないし、WHOが行っている対策や、各国がとるべき対応を変えるものではない」と述べ、冷静に対策を進める必要性を訴えました。
そのうえで、各国に対して、
▽感染のリスクと予防方法を広く周知すること、
▽感染者を発見して隔離し、治療するととともに、接触した人を追跡すること、
▽医療体制を整え、医療従事者を感染から守ることなどを改めて呼びかけました。
また、アメリカ研究者によると、新型コロナウイルスに関する致死率はインフルエンザに対してはるかに高いとの証言をアメリカ議会下院の監視・政府改革委員会で証言したとのことです。
新型コロナウイルスについて、ますます、先行き不透明となってきました。
新型コロナウイルスの終息はなにをもって終息とされるんでしょう?
仮に新薬の完成をもって終息とされるなら、まだまだ先のこと。
また、三木安全安心ネット(ひょうご防災ネット)で北播磨総合医療センターの医師が新型コロナウイルスに感染したという情報を受け取りました。
—-↓受信したメール↓——-
3月11日、兵庫県より神戸市在住者で北播磨総合医療センターの医師(50歳代)が、新型コロナウイルスに感染したとの発表がありました。
これで北播磨総合医療センター内での感染者の発生は2例目となり、3月10日に感染が確認された医師の濃厚接触者です。
これを受けて、北播磨総合医療センターより以下の内容が発表されました。
・外来診察の中止
・救急受入の中止
・入院患者の新たな受入中止
・退院の延期 など
・明日12日(木)から3月25日(水)までの期間
(今後の状況により期間の延長等、変更することがあります)
北播磨総合医療センターから発信される情報をご確認ください。
三木市(三木安全安心ネット)
—-↑受信したメール↑———-
われわれ個々人ができることは、予防に努めること。
インフルエンザの予防対策でもいわれていることですが、正しく手洗いを行うこと。
また、十分な睡眠、バランスのよい食事に心がけ、ふだんの健康管理に努めましょう。