明日からまた賑わいを求めて繋がっていこう!
昔は、「語る」のが大好きでね(笑)
「おもろい」男というより、「熱い」男という印象の方が強かったかもしれません。
市役所に勤めていた頃、得た「知識」をどう広めようかと熱く熱く語っておりました。
「知識」というのは、市民の役に立つ「知識」だから、それを還元するのが、「職員」としての役割だと考えてたんですね。
でもね。語り方もあったんでしょうけど、思いを持てば持つほど、なんか堅苦しくなってね、「はいはい、わかりました。」的な感じで、逆に聞いてもらえなくなる。あるいは、語り始めるとはじまったーみたいな感じで敬遠される。
敬遠するのは、市民でもあり、同僚でもあり。
市役所の究極って「防災」にあると僕は思ってます(もう「ました。」だけど(笑))
でも、大事なことだけれど、日頃から、「防災」「防災」といってもきいてもらえないし、僕もまた、ずっと「防災」のことばかりを考えれるわけでもない。
でも、「防災」は大事。
いつしか、日常の延長が防災に繋がればいいな~ということを思うようになりました。
で、行きついたのが、このThis is MIKIです。
This is MIKIは、「様々な角度から三木市の地域の活性化に取り組んでいます。」というてます。
「様々な角度から」というのは、様々な方々と協力し合ってということで、その芯にあるのは「繋がり」作りです。
この「繋がり」作りは、普段は、まちの活性化のために行っているとしていますが、いざ、災害の時には、この「繋がり」を「防災」に転化させたいと思っています。
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さるとるといえば「イベント」のようなイメージがついてますが、僕自身イベントなんて好きではありませんでした。
じゃーなんで「イベント」なんかといいますと、「繋がり」作りができる最高のツールだと思ったからです。
市役所の職員として「このまちをどげんかせんといかん(笑)」と燃えた時代、「繋がり」のない僕が「繋がり」を作る手法がイベントでした。
「イベント」によって、色々な方々と知り合うようになりました。
色々な方々というのは、色々な団体の方々という意味でもあるけれど、
エフエムみっきぃや新聞記者さんと知り合うきっかけはイベントの広報をさせていただくことがあったからでした。
「会場」を管理される方々と知り合ったのもきっかけはイベントでした。
各種、申請行為であったり、まー何せ、何をするにせよ、人が常に関係してきますので、都度都度知り合うことになりました。
また、このイベントを積極的に発信することで、イベント関係者だけでなく、知り合いや知り合いの知り合いまでにも波及していくこととなりました。
いろんな方々と繋がって、まちの活性化に繋げていく一方で、究極の場面で、役に立つところとしての「市役所」を考えたとき、「防災」をどうとらえていくかは重要なことでした。
そして行きついたのが、賑わいの中で「繋げた」「繋がり」を、気づいてみれば「防災」に繋がっていたねとすることです。
「防災」で大事なこととして、情報発信があります。
でも、普段気にも留めないサイトで、急に、防災情報が流されたところで見られません。
これが、普段よく見るサイトであれば、話は別です。
で、考えたのが、普段は、イベント情報、非常時には防災情報に転化するというものでした。
週末になったら、何があって、どこにいこうかとか、イベント情報は普段から、興味を持たれ、色々な方々が見られるし役に立ちます。
イベントの情報発信をすることで、そのサイトに人が集まります。
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ラジオでおしゃべりをさせていただいているのも根底はそれです。
非常時にラジオは必需品です。
そのラジオから発信される非常時の情報は役に立つものです(であるべきです)。
その非常時に聴いてもらえるように、しておきたい。
そして、そんなときに聴いてもらったときに安心感を与えるパーソナリティでありたい。
ラジオでしゃべってる裏側にそんな思いを持っています。
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イベントで「屋台」を出しているのも、非常時への備えであります。
昔は、婦人会があって、「炊き出し」の機会もあったことから、いざ災害という時には、「炊き出し」も容易だったと思いますが、婦人会がなくなり、「炊き出し」の機会もなくなると、いざの時を考えておく必要があります。
器具が仕舞われている場所だったり、使い方であったり、役割分担だったり・・・
This is MIKIの「さるとる亭」事業は、そんな考えの下で立ち上げたものでもあります。
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希薄化した社会の中にあって、いかに人間関係を築いていくか、「繋がり」を作っていくのか、そんなことを考えて、絵本「バッタくんのおくりもの」を携えて、絵本と音楽のコンサートを行っています。
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普段は、面白、おかしく、賑わいを作り、いざというときに、役に立つ、そんなことを理想にして活動しています。
今日1月17日、阪神淡路大震災から25年がたちました。
「繋がり」の重要性を少し立ち止まって考えますが、明日からまた、僕たちと一緒に、賑わいづくりにご参加、ご協力いただければと思います。