無病息災祈り各所で「とんど」


1/15、正月にお迎えした歳神様を送り出す古来の行事「とんど」が三木市の各所で行われました。
ラジオの番組の関係で、いただいたメッセージをお焚きあげするため、午前中、大宮八幡宮に行ったほか、伽耶院に行ってきました。
伽耶院の「とんど」についてご紹介します。

とんどは、お正月に歳神様をお迎えするのに飾られた「しめ縄」、「門松」などに宿った歳神様を送り出す古来の行事です。この火にあたると若返るとか、焼いたお餅を食べると病気をしないといわれています。また、燃やした書初(かきぞめ)の紙が高く舞い上がると習字が上手になり、勉強もできるようになるなどともいわれています。
その他にも、1年中の身体健康・無病息災・家内安全・五穀豊穣などを祈願しているそうです。

伽耶院では、住職により、古式の作法に基づき行われ、点火は、この日、両親と一緒に来ていた女の子早希ちゃん(4歳)により行われました。

点火後、瞬く間に炎が上がり、燃え盛りました。
伽耶院では、無病息災を祈って、お餅とみかんを長さ1.5m~2m、幅5㎝位に割った竹に指して焼いて食べます。

また、焼いた灰を家のまわりに撒けば魔物が来ないということで、持ってきた缶などに灰を入れて持って帰る方もおられました。

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