藤原拓海君 全国大会出場おめでとう! 近畿大会出場の三木高校山岳部4人に会いに行ってきました
11月12日(日)、大阪常翔啓光学園で第22回近畿高等学校スポーツクライミング大会が行われました。
近畿大会前に取材させてもらった三木高校山岳部の4名、藤原拓海くん、清水亮太くん、岡本隼弥くん、川村奈央さんに再び会いに三木高校へ行ってきました。そして、すでに神戸新聞にも掲載されているのでご存じの方も多いかと思いますが、藤原君が、同大会で5位入賞し、全国大会に出場を決めました。ということで、全国に向けての抱負も語ってもらいました。
近畿大会に出場したときの様子は、三木高校のホームページに掲載されていますのでご覧ください。
「近畿大会の様子はどうだった。」の問いに、みんなから開口一番飛び出した答えは、「寒かった。」でした。
寒くて手が動かなくて、どうしようと思いましたとのこと。
みんな「三木高校山岳部」ということと、「気合」が大事と、Tシャツで壁に挑んだそうです。中にロンTを着ても良かったそうなんですが、「気合」優先で挑み、・・・内心「しまった」「ほんまに寒い」と少し後悔したそうです。
(確かにこの格好は寒いかも)
同じ壁を男女が並んで同時に登ることになったのですが、一番初めに上ったのは、岡本君と川村さんの二人でした。
岡本君は、あまりに寒くて、壁の途中で「寒い」と漏らすと、横を登っている川村さんが「ほんまやな」と相槌する場面もあったとのこと。
岡本君は、「予選突破はならなかったけど、県では最下位で、なんとか近畿大会に出場という中にあって、真ん中くらいの順位だったことは、正直うれしかったです。」と語ってくれました。
川村さんも、「母が見に来てくれて心強かったです。一番最初の組だったので、一手でも高く上に行って、兵庫県勢に情報を伝えれたらと思って登りました。大会の感想は、予選突破はならなかったけど、私も順位は真ん中でした。県で自分よりも上位の者が落ちて行く様子をみて、え~って思いました。何があるかわからないなと思いました。」
清水君は、もう1手か2手、高く登っていたらで予選突破できたということを後から知ったそうです。
「後から、それを聞いたら、悔しい気持ちもあるけど、正直、あの寒い、あのコンディションで、もう限界でした。精一杯やりきった結果です。」と語ってくれました。
全国大会を決めた藤原君は、「壁を前にして緊張はありませんでした。でも、寒かったです。ほんまに手が凍えそうでした。でも、気持ちを切り替えてただ頑張ろうと、必死に登りました。全国出場はほんとにうれしいです。スポーツクライミングに出会えてよかった。」
続けて、抱負を語ってくれました。
「(全国に出場する他の選手と比べたら)実力不足かもしれないけれど、自分の持っている力を出し切れたらと思います。まずは、予選突破!そして決勝目指して頑張りたい!」と力強く語ってくれました。
この日は最後まで藤江隆希君も残ってくれていて一緒に取材につきあってくれました。
全国大会は、12月23、24日埼玉県にて行われます。出場する藤原拓海君、頑張ってください!!