ムジカドルチェ10周年記念絵本 11/23記念コンサートにて披露(さるとるのツボ))
今朝の神戸新聞に大きく掲載いただきましたムジカドルチェ10周年記念絵本「バッタくんのおくりもの」。絵本発案から完成に至るまでの経緯(いきさつ)です。
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以前に、僕の応援の原点なんですといってご紹介しました今年10周年を迎えるピアノとチェロのデュオグループ「ムジカドルチェ」の記念コンサートが、11月23日(木・祝)、山田錦の館にて行われます。
コンサートでは、2人による演奏に加えて、スペシャルゲストとして、これまで二人と親交のあるアカペラグループ宝船のリーダー上北夏味さんと同グループの高橋真弓さんが2人の伴奏で歌を歌う他、上北さんによる絵本の朗読が2人のBGMに合わせて行われることになっています。
(↑写真は三木たけとり物語・十三夜お月見会(11/3)のときに絵本の朗読をされた上北夏味さん)
上北さんの読む絵本は、今回の記念コンサートにあわせて作ったオリジナル絵本で、ムジカドルチェの活動に共感したメンバーたちによるプロジェクトチームが書き下ろしたものです。こちらのプロジェクトについて、座長は元三木市教育長の井本智勢子さんが務め、絵は、市内在住の似顔絵やイラストを手がける長谷川由香里さんが描きました。
優しい音楽を意味するムジカドルチェは、その名のとおり、心温まる音楽活動を続けてきました。
音楽を聴きたくても聴きに外に出ることが出来ない方のもとにこそ音楽を届けるという活動を行い、大きなコンサートではそんな活動を多くの方々に知ってもらう場としてきたんです。
書き下ろした絵本の根幹は、そんなムジカドルチェの活動になぞらえたもので、子どもたちにも親しんでもらおうと虫などを主人公にした童話となっています。
9月27日に絵本を作ろうと呼びかけ3回のプロジェクト会議を経て、4回目の会議が行われた11/9で完成をみました。
最初は、こんな短期間でできるんかいなと思ったけれど、わかりやすくて心温まる原案にみんな前のめりになりました。
イメージを長谷川さんが具体化していくと、プロジェクト会議では、どんどんと無理な注文が出てきました。そのたびごとに、それ以上のイメージで長谷川さんが返し、完成をみました。
9日のプロジェクト会議では、プロジェクターで映し出される原画をみて、皆、「ええわ~。ほんまにええわ~。より多くの皆さんにこれみてもらいたいね。」と口々に感激を表現していました。
ムジカドルチェ10周年記念コンサート
11月23日(木・祝)14時開演 山田錦の館にて開催します。
上北さん朗読・ムジカドルチェBGMによる描き下ろし絵本は必見です。
是非、足をお運びください。
以上、さるとるのツボのコーナーでした。
※上記は、毎週木曜日お昼12:45~(再・日曜日朝9:15~)お送りしていますエフエムみっきぃの番組「さるとる情報局」の『さるとるのツボ』(11/16、再11/19)のコーナーの原稿です。