息子さんの書に囲まれ ムジカドルチェ10周年記念コンサート
ムジカドルチェ結成10周年を記念して、9月18日(月・祝)市民活動センターにて「ムジカドルチェあゆみコンサート」が開催され、二人をお祝いしようと、会場は満席。約180人が集まった。
ムジカドルチェ主催、ボランタリー活動プラザ等後援、This is MIKI等協力。
ムジカドルチェはチェロの小鹿野祐子さんとピアノの藤田紀子さんの二人のデュオグループ。
三木市を中心に、北播磨はもちろん神戸市でも活動してきた。活動のコンセプトは、音楽を聴きに行くことが出来ない方にこそ音楽を届けるというもので、コンサートは、その活動を知ってもらうためのツールとして行ってきた。
この日は、結成以来関係してきたパーカッションの石田親吾さん、歌の新田俊子さん、盲目のバイオリニスト白井崇陽さんをゲストに迎えて、それぞれからのお祝いの気持ちのこもった舞台を繰り広げたほか、この日のために結成された一日限りの合唱隊(指揮者小林優一さん)も「いのちの理由(作詞:さだまさし)」で舞台を共にした。
会場の入口や舞台には、藤田さんが、ムジカドルチェの原点と語った藤田さんの長男の悠真くんの書が飾られた。
コンサート終了後、メッセージコーナーには、大人数が、二人に一言お祝いの気持ちを伝えようと列を作った。
小鹿野祐子さんが、徳島に引っ越しをしたことにより、二人の活動は、少なくなったことも踏まえて、舞台最後のあいさつで、小鹿野さんは、「(コンサートが)もう終わってしまうのかと思うと残念。三木でずっといたい」とコンサートを名残惜しんだ。