【さるとるの三木てくてくマップ】歴史街道「湯の山街道」×「みき灯籠」
いきなりイベントチラシ。
11月16日(土)三木市の歴史街道「湯の山街道」で三木式「灯籠」を沿道に並べて妖艶な雰囲気に彩られるイベントが行われます。
てなわけで、11月前半の「てくてくマップ」は、イベントの告知も兼ねて「湯の山街道」を歩きました。
「湯の山街道」とは、遡ること秀吉がまだ羽柴秀吉として活躍していた戦国時代。
三木の別所氏を攻めたとき、作戦行動に利用し、また戦傷者を湯治場に向かわせるのに整備した道です。
この湯治場と言いうのは、今の「有馬温泉」で、当時「有馬温泉」を「湯の山」と呼んでいたことから、この街道を「湯の山街道」と呼んだのだそうです。
「湯の山街道」は、江戸時代には参勤交代に利用されたほど重要な街道であったほか、各地からの湯治客の往来で賑わったとのこと。
この旧街道筋には、今も、古い町並みが残って往時を偲んでいます。
「灯籠」というのは、「三木式」と紹介した通り、その「模様」に「昔の三木の工芸品」である「染デザイン」が使われています。
「旧玉置家住宅」を訪れた際に教えていただいたことですが、着物などの生地を藍染めする際に、模様部分を白く染め抜くために使われる「染型紙」は、江戸時代に広く普及し、当時は、金物と並ぶ三木の特産だったとのことです。
その型紙のデザインは、国内のみならず海外においても美術品として高く評価されており、このことを知ってもらうこともあって、「灯籠」のデザインに使われています。
番組では、この「灯籠」を設計した米澤修二さんが灯籠制作秘話をおはなしいただいているので、是非、お聴きください。
また、このイベントの事務局である三木市都市政策課の花房さんがイベントの見どころを紹介してくれています。
詳しくはこちらのサイトを是非チェックしてください。
4年目となる今回は、高砂万灯祭とも初コラボということで、高砂の灯籠も飾られるそう。
なお、11月11日(月)みきらぢサンナナでイベントについて改めておはなしを聞くことになっています。出演時間は18時なのでお聴き逃しの内容にチェキラー!
【インターネットでお聴きいただけます!】
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