志染の石室(いわむろ)と窟屋(いわや)の金水

志染の石室(しじみのいわむろ)
志染の石室(いわむろ)は、日本書紀や播磨の国風土記にも出てくる皇位継承の争いのお話の舞台で、億計(オケ:24代仁賢(にんけん)天皇)、弘計(ヲケ:23代・顕宗(けんぞう)天皇)の二皇子が隠れ住んだ場所だといわれています。

約1,600年前、第20代の安康天皇が亡くなったあと、皇位をめぐる争いが起こり、この争いから逃れた市辺押磐皇子(いちのへのおしはのみこ)の二人の王子、億計王と弘計王が日下部氏と共に丹後に逃亡し、丹後の日下部氏にかくまわれ、与謝地方に隠れ住み、のちに播磨国へ逃亡し、志染の石室に隠蔽。その後、年月を重ねた後、播磨国司に発見され大和に戻り、弟の弘計王子が顕宗天皇に、兄の億計王子が仁賢天皇になったという伝承です。

窟屋の金水(いわやのきんすい)
石室は高さ2.7m、幅14.5m、奥行き7.2mの石室で、中は1年中わき水をたたえています。この洞窟で二皇子が隠れ住んだという伝承があります。
その中のわき水は『ひかり藻』の作用によって12月下旬から3月初旬には色を変える事があるため『窟屋の金水・金水の洞窟』とも呼ばれています。

(2021年3月24日撮影)


駐車場有

3/20の神戸新聞朝刊で淡墨桜(うすずみざくら)が見ごろとあったので観に行こうと行ったんですが、・・・


やっぱり、見ごろを過ぎてて、ん~残念。
でも、志染のお里が臨めるように植えられてて、めっちゃええ感じでした。

少年時代に二皇子の伝説や金水のことを学んだ志染っ子の僕としては、せっかくここまで来たんだからと、久々に金水行ってみることに。

ちょっと山の奥に下っていく感じなので、ドキドキするかも。

でも大丈夫。先の説明のとおり洞窟があります。


看板のとおり、見ごろは3月初旬までとあるので、あーあかんかなと思って、それでもせっかく来たんだからとのぞいてみると、感激しました!!

正直、こんなに金色に輝いている金水を見たのは、小さい頃からもなく、初めて。
大興奮!!
思わず、エフエムみっきぃにいって、みきらぢサンナナ内で、しゃべらせてもらうのでした。
この日のパーソナリティはあっちゃん。
あっちゃん、ありがとうね~♪

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